ナイスの見学会に参加しました。FC町田ゼルビアのクラブハウスの建設現場を見学後、鶴川緑山住宅地を散策しました。この住宅地は野村不動産が開発した大規模住宅地で、私(北畑)が初期の街づくり、外構デザインに初めて関与した住宅地でした。高級住宅地として、TVドラマの『金妻』のロケ地として、美しいクリスマスイルミネーションの街並みとしてとても有名になりましたし、今はFC町田ゼルビアのクラブハウスのある街でもあります。

高級住宅地としての街並みは維持されていました。35年を過ぎて一部建て替えなどが行われた住宅はありますが、当時のグリーンベルトや2段植栽による緑化手法、ハンプ、フォルト、GRC製の門柱、京都伝来工房の製の門扉などは今もしっかりと機能していました。

関与した住宅地を見学して何が悲しいかと言うと、空き家、荒れた外溝植栽、穴だらけのハンプなどを見る時です。いい街をつくろうとの意気込みも理念も年月、時間という試練に晒されるのです。しかし、ますます美しい街並みに進化、深化している住宅地も確実にあるのです。
新しく美しい街並みを評価することも大事ですが、美しい街並みを長く維持し育てている街を評価する世の中になってきています。良い街づくりにはてま(汗)+ひま(時間)+人間(コミュニティ、リーダーシップ)が求められます。