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古料亭『多葉喜』の引手について

改修中の越前市にある料亭『多葉喜』の引手について、昨日越前市の大虫表具店の大虫さんと話をしました。改修する襖や障子に関してですが、長く表具の修理をしている大虫さんの話によると、料亭『多葉喜』は明治に創業されたので襖や障子には明治、大正の引手が多く使われているのだそうです。(鉛と錫の合金のアンチモンではないか?)

引手底部に竹のレリーフが描かれています。

この引手(百合の間)は明治から昭和初期に流行った襖の引手だろうとのこと。残念ながら破損が激しくて再利用は諦めざるを得ない状況ですが、創業時の主人の造作や引手へのこだわりを知ることはとても楽しいことなのです。

和室を持つ建築の設計が少なくなり、和風の造作や金具、引手についての知識もほとんどない最近の当研究所ですので、新しい気付きに感謝する今日この頃なのです。

同じ越前市にある小澤金物店のHPに金物についてとても分かりやすく解説が書かれていますので、下記にURLを記載します。ぜひご覧ください。

https://ozawakanamonoten.com/

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