越前和紙の里『卯立の工芸館』 【庵:いおり】プロトタイプの展示

組み立て式和室【庵:いおり】を福井県越前市の和紙の里『卯立(うだつ)の工芸館』の2階に展示しました。野草展などのディスプレー用として使われる予定です。2階は白い漆喰の壁と板張り、いぶされた太い柱梁で構成された空間です。

モノサシパブリックの吉田繁氏と1時間で組み立てることが出来ました。

組み立て等に関してはモノサシパブリック制作の以下の動画をご覧ください。

http://iori-washitsu.co.jp/

【庵:いおり】は試作から年月も経ち、またバンコクの【よしの庵】、成田空港プレミアムラウンジの和室などの製作経験によって、ディティール等かなりバージョンアップしております。この展示品はプロトタイプであり、10回以上の組み立て解体を行っています。しかし大きな傷等はありませんが、ヤニ(樹液)が出ている部分があります。檜の間伐材を使った集成材の柱梁ですので仕方がない部分もあります。今ではヤニの発生を少なくする方法を取っております。プロトタイプ・試作品として片目を瞑ってご覧ください。(時には両目を閉じて見て見ぬふりをお願いします。)

卯立(うだつ)の工芸館は越前市の民家(江戸中期の古民家)を移築したもので、越前市出身の私(北畑)にとって、とても懐かしい空間でもあります。

卯立(うだつ)の工芸館に関しては以下のHPをご覧ください。

http://www.echizenwashi.jp/features/udatsu.html

うだつの工芸館外観

越前和紙の里:卯立の工芸館外観

SMJW1270

障子の和紙は瀧英晃さんの漉いた越前和紙に張り替える予定との事です。 ちなみに壁紙は越前私思工房の和紙クロスです。

さて、どのような展示空間になるのでしょうか?後日状況をお知らせする予定です。

パリに輸出する組み立て式和室もようやく先が見えてきたとのモノサシ:吉田氏のお話です。和室製作を担当していただく石森木工との打ち合わせで鯖江市に来ていたので組み立てを手伝っていただき、とても助かりました。

組み立て式和室【庵:いおり】の今後の展開が楽しみです。

春の装い(成田空港第1ターミナルビルプレミアムラウンジの組み立て式和室)

成田空港第1ターミナルビルプレミアムラウンジに設置されています組み立て式和室ですが、写真の様にお雛様が飾られ、利用者の撮影スポットになっているようです。

石森木工製の行灯を納品するために現地を訪れたモノサシパブリックの吉田繁氏からの情報です。

https://www.facebook.com/monopubltd/

雛飾り(撮影:モノサシパブリック 吉田氏)

雛飾り(撮影:モノサシパブリック 吉田氏)

国字である『躾:しつけ』、『身』を『美しく』飾ることの意味もあります。良く仕付けられた和室であることを知り感謝の気持ちでっぱいです。

明日3月3日はひな祭り。

大きな建物の中では季節を忘れてしまう私達です、伝統の季節の行事を大切にしたいものですね。