白洲次郎の武相荘

春の日差しの穏やかな今日、鶴川にある白洲次郎の武相荘を訪れました。茅葺きの農家の外観、風景と白洲次郎・正子夫妻のセンスがマッチした心地よい空間です。

彼らは昭和15年にこのあたりにどこにでもあった古い農家を購入し、時間を掛けて少しずつ作り直してきたのが武相荘です。自分たちのセンスで作り上げるという、魅力的な家づくりです。しかし、優れたセンスを持つ白洲夫妻だから出来る事なのかもしれません。

白洲次郎はこの住宅について次のように述べています。

『綿密な計画を立てて、設計してみた所で、住んでみれば何かと不自由なことが出て来る。さりとてあまり便利に、抜け目なく作りすぎても人間が建築に左右されることになり、、、』

購入した田の字形の農家は『自然の野山のように、無駄が多い』こと、これがとても大切だと彼は書き残しています。

住宅のデザインをしていると彼のいう無駄、あるいは隙間というべきか、住まい手によって可変できる余地を残すことの大切さを感じます。

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亡き父と白洲次郎の生き方を思う。 関わった歴代の車の紹介もあり。 

画像は本やネットに必ず掲載される武相荘門前の写真です。70歳を超えてもこのポルシェ911Sを駆ってゴルフ場に現れたそうです。

今年中に長崎県西海市の大村湾を見降ろす場所に建つ邦久庵を訪れたいと思いますが、かなうかどうか?(建築家池田武邦氏のすみか)

(北畑)

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