北鎌倉円覚寺塔頭【雲頂庵】

鎌倉五山の名刹円覚寺塔頭【雲頂庵】の本堂建替に伴い、貴重な材料(古材)を譲り受け、再利用するために【雲頂庵】に来ております。

北鎌倉の風景にとってなくてはならない【雲頂庵】の銅板の大屋根はしばらく見ることは出来ません。しかし、工事の完成後、すでに数十年もそこにあったかのように北鎌倉の風景にとけ込み、今までと変わらない風景がそこにあるはずです。

雲頂庵遠景

雲頂庵遠景(  2010年頃の風景)

雲頂庵:臨済宗円覚寺派、鎌倉五山第二位の大本山瑞鹿山円覚興聖禅寺(円覚寺)の塔頭(たっちゅう)

 

 

風景を創る

風景を創る、、、音楽に例えるならひとつの建築物はピアノの小曲、風景は交響曲と言えるかもしれません。また、景観10年、風景100年、風土1000年と言われるように風景を創るには100年の時間が必要なのでしょうか?

施主は、行政や大企業にとっても困難な『電線の地下埋設』や『電柱を視界から消し去る工夫』、『地域の植生に配慮された植栽計画』、アスファルト舗装ではなく『石畳に敷き変え』など、100年後の風景を見据えた修景を独力で行っておられます。これは強い信念と美的感力、そして経営的なデザイン戦略がなければ出来ないものです。

模型は北鎌倉円覚寺周辺の地形モデルです。地形モデルは県施工のコンクリート大擁壁ができる前の地形を元に作っています。この場所に作られる家々は精々数十年のものですが、地形は数百年不変ですね。
鎌倉時代からの円覚寺周辺の風景を想像するためには、地形モデルを作り、古地図や戦前の航空写真を眺める程度しかできません。しかし、風景を考える大切な第一歩と思っています。

禅『ZEN』を世界に広めた釈宗演は北鎌倉円覚寺管長でした。そして、大仏教学者の鈴木大拙も小説家夏目漱石も老師(釈宗演)に参禅していました。
釈宗演は福井県高浜町、鈴木大拙は石川県金沢市生まれであり、福井県武生市(現越前市)生まれの私(北畑)が北鎌倉周辺の風景づくりに参加できる事を幸運に感じています。

今年(平成30年)は釈宗演の百年遠忌(おんき)にあたります。GWは避けて、緑に囲まれた円覚寺周辺を散歩したいものです。
http://www.engakuji.or.jp/onki.html

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アスンシオン建築見学(4)

リンク

今日は配置計画の最終確認を行いました。自然環境の保護等を考慮、既存の樹木を残した配置計画に修正しなければなりません。問題が山積みです。

初期計画案の模型、建物は大統領官邸に向かう軸線を基本としています。

初期計画案の模型、建物は大統領官邸に向かう軸線を基本としています。

また、ぺリカンボートクラブ(PBC )のメンバーが計画地近隣の小学校を表敬訪問する際、私(北畑)も同行させていただきました。全校生徒150人の生徒の半分が制服を着て(?:注1参照)私達を待っていてくれました。そして伝統の歓迎の歌を歌ってくれました。(午前と午後に半分ずつが登校するのだそうです。)国際交流のためにもパラグアイに来たらぜひ寄ってほしい、生徒に色々な刺激を与えてほしいとの校長先生のお話でした。(注1:生徒の全員が制服を持っているわけではなく、まだまだ学校に行かない、行けない経済状況であるとお聞きしました。洪水の影響で一部のガラスの割れたままの校舎です。)

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PBC:ペリカンボートクラブ

https://pelicanboat.amebaownd.com

午後から石田日本大使にお会いしました。普通大使とは中々お会いできないようです。石田大使が日本帰国時の講演後、PBC原田さんへの社交辞令(パラグアイにいらっしゃたら連絡ください)を信じて連絡をしてくれたのですが、大使は覚えておられ、公務で忙しいにも関わらず約束通り会っていだだきました。

計画が無事進行するように頑張ってくださいとの激励のお言葉をいただきました。

セキュリティの関係で大使館内部にはカメラ等の持ち込みは禁止です。

セキュリティの関係で大使館内部にはカメラ等の持ち込みは禁止です。大使館前の風景です。

春到来、建築見学季節良し!

啓蟄も過ぎ、春は少しずつ確実に近づいてきています。今年こそ醍醐寺の桜を眺めて見たいと思うのです。
年末からみんなで手分けして(学生さんも大切な戦力です。)模型ばかりを作っています。CGよりもラフスケッチ後いきなり模型を作ってしまう設計スタイルは如何なものか?とは思うのです。

見学の虫がぞろぞろと這い出す季節。

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デザイニストたれ❗️

リンク

日本のCIの第一人者であるパオス代表の中西元男氏が主宰するSTRAMD記念講演2月3日(土)16時〜19時に御茶ノ水駅前のデジタルハリウッドで行われます。

http://stramd.asia/news/i395.html

【デザイニストたれ】と語る中西先生は自己満足的な極めて狭い世界で生きる建築家やデザイナーに向かって、もっと視野を広げ、経営的な視点を持って戦略的にデザインを行うデザイニストになってこそ、これからの社会をリードできると。

画像は南米のある川沿いに計画された水網都市のコンセプト模型です。この模型を美大の総合デザイン科の学生が作ってくれました。建築科の学生ではありません。都市デザインやものづくりを建築科ではなく総合デザイン科の学生が作る、、、まさに細分化され過ぎた建築デザインの大きな変革の風を予感させる、微風と言えなくはない?

大河の水を引き込み、クルドサック型の道路と水路が組み合わさった住宅地の提案

大河の水を引き込み、クルドサック型の道路と水路が組み合わさった住宅地の提案

 

常磐の杜【杜のプラザ】竣工検査

水戸南NT【常磐の杜】のコミュニティ施設《杜のプラザ》の竣工検査が自治会役員様によって行われました。この施設の主役でもある近くの子供達も早速視察に来てくれました。

今まで【常磐の杜】にはコミュニティ施設がなく、近くの公共施設や販売センターを使ってのコミュニティ活動でしたが、この春からはこの《杜のプラザ》が活動の拠点となります。

施工途中のキズはほとんどありません。

子供達が元気にこの施設を使う途中で出来た傷は傷ではなく、子供達の記憶のしるしです。笑み(えみ)と呼びたいものです。

たくさんの子供達のしるしが付き、愛着のある【記憶のすみか】と言える建築になります様に!82537734-C17F-43AF-9660-6CF6AD23192B

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災害復興住宅(福島市北又沢地区)訪問

遠くの山並みがくっきり見える澄み切った日に福島市内で工事中の災害復興住宅北又沢地区を見学しました。残す工期は1ヶ月を切り、急ピッチで外構工事が行われていました。民家の外観のイメージを意識した白と黒の外壁の構成はどこか懐かしいイメージを持つ街並みとなるはずです。そして街角ベンチ(街角に設けられる予定のベンチ)に居住者や生徒が座りおしゃべりを楽しむ!そんな桜の木の下での情景が生まれ、コミュニティが自然と育まれる事を期待しています。

松川の 清き流れと 竹駒や 馬場の桜木 歴史ある 美しき地に 聳えたつ ……

計画地に隣接する北又沢小学校の校歌ですが、この辺りは雄大で美しい山並みに囲まれています。福島に桃源郷ありと言われた花見山公園を始め、桜の名所がとても多い福島です。この北又沢地区のいたるところにある桜やその他の花々が咲き始める四月がとても待ち遠しいものです。

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