さわやかな五月の風をゼリーにして、、、

GW後半の緑眩しい今日、自転車で三鷹、調布の散歩(建築見学)に朝早く出かけました。当研究所の作品が点在する三鷹です。何年ぶりかで訪問する住宅地や公園を見て回りました。写真の深大寺住宅地は20年も前の作品ですが、事務所にはその模型が大切に保管してあります。(模型製作は当時の所員中川さんでした。今見ても素晴らしい模型の出来映えです)20年、さすがに屋根や外壁の一部は完成時とは違った色に塗り替えられていますが、周辺の森との調和、道の広場化をテーマにして、森の中に住まうというコンセプトは正しかったと思います。

何よりもあまり大きく外観を変えることなく住み続けておられる居住者の皆様に感謝いたします。

小さかった子供達が道広場で遊ぶうちに自然と仲良くなり、木のバルコニー越しに糸電話で会話するような仲良しになれると良いなぁと話していたことを思い出しました。

深大寺計画の20年後

深大寺計画の20年後、完成時はもっと大きな木(屋敷林)に囲まれた敷地でした。

北側の公民館のソメイヨシノの桜も大きくなった様な、、?

北側の公民館のソメイヨシノの桜も大きくなった様な、、?

風景を創る

風景を創る、、、音楽に例えるならひとつの建築物はピアノの小曲、風景は交響曲と言えるかもしれません。また、景観10年、風景100年、風土1000年と言われるように風景を創るには100年の時間が必要なのでしょうか?

施主は、行政や大企業にとっても困難な『電線の地下埋設』や『電柱を視界から消し去る工夫』、『地域の植生に配慮された植栽計画』、アスファルト舗装ではなく『石畳に敷き変え』など、100年後の風景を見据えた修景を独力で行っておられます。これは強い信念と美的感力、そして経営的なデザイン戦略がなければ出来ないものです。

模型は北鎌倉円覚寺周辺の地形モデルです。地形モデルは県施工のコンクリート大擁壁ができる前の地形を元に作っています。この場所に作られる家々は精々数十年のものですが、地形は数百年不変ですね。
鎌倉時代からの円覚寺周辺の風景を想像するためには、地形モデルを作り、古地図や戦前の航空写真を眺める程度しかできません。しかし、風景を考える大切な第一歩と思っています。

禅『ZEN』を世界に広めた釈宗演は北鎌倉円覚寺管長でした。そして、大仏教学者の鈴木大拙も小説家夏目漱石も老師(釈宗演)に参禅していました。
釈宗演は福井県高浜町、鈴木大拙は石川県金沢市生まれであり、福井県武生市(現越前市)生まれの私(北畑)が北鎌倉周辺の風景づくりに参加できる事を幸運に感じています。

今年(平成30年)は釈宗演の百年遠忌(おんき)にあたります。GWは避けて、緑に囲まれた円覚寺周辺を散歩したいものです。
http://www.engakuji.or.jp/onki.html

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アスンシオン建築見学(4)

リンク

今日は配置計画の最終確認を行いました。自然環境の保護等を考慮、既存の樹木を残した配置計画に修正しなければなりません。問題が山積みです。

初期計画案の模型、建物は大統領官邸に向かう軸線を基本としています。

初期計画案の模型、建物は大統領官邸に向かう軸線を基本としています。

また、ぺリカンボートクラブ(PBC )のメンバーが計画地近隣の小学校を表敬訪問する際、私(北畑)も同行させていただきました。全校生徒150人の生徒の半分が制服を着て(?:注1参照)私達を待っていてくれました。そして伝統の歓迎の歌を歌ってくれました。(午前と午後に半分ずつが登校するのだそうです。)国際交流のためにもパラグアイに来たらぜひ寄ってほしい、生徒に色々な刺激を与えてほしいとの校長先生のお話でした。(注1:生徒の全員が制服を持っているわけではなく、まだまだ学校に行かない、行けない経済状況であるとお聞きしました。洪水の影響で一部のガラスの割れたままの校舎です。)

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PBC:ペリカンボートクラブ

https://pelicanboat.amebaownd.com

午後から石田日本大使にお会いしました。普通大使とは中々お会いできないようです。石田大使が日本帰国時の講演後、PBC原田さんへの社交辞令(パラグアイにいらっしゃたら連絡ください)を信じて連絡をしてくれたのですが、大使は覚えておられ、公務で忙しいにも関わらず約束通り会っていだだきました。

計画が無事進行するように頑張ってくださいとの激励のお言葉をいただきました。

セキュリティの関係で大使館内部にはカメラ等の持ち込みは禁止です。

セキュリティの関係で大使館内部にはカメラ等の持ち込みは禁止です。大使館前の風景です。

クーラック教授との打ち合わせ

昨年12月末に日本でお会いしたパラグアイの通産省クーラック教授と彼の自宅近くのカフェでの打ち合わせ風景です。教授もアメリカの大学で建築を学んでおられますので、計画に対するアドバイスは的確ですね。夜、教授の息子さんも含めて夕食をご一緒させていただきました。

パラグアイの印象はどうか?と聞かれましたが、『まるで夢のようだ』と答えてしまいました。

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集住について

今日(18日)は三軒の住宅の施主検査に立ち会いました。大きな敷地に三家族の家が計画されました。クライアントは、全体として大きな一つの住宅として見える事、各家族の自由な住まい方が実現できるプランである事を求められました。外観は三家族の好きなチャコールグレーの外観となっています。風の通り道を持ち、共通の中庭とシンボルツリーを持った中心性のある外構デザインとなっています。住設も特注のキッチンやお好みの照明器具、既製品をうまく組み合わせるなど各家族のこだわりが現れています。(規格品の住設もデザイン、機能とも充分)

【集住】とは集まって住むこと、、、戸建てでは創ることができない、作り難いレベルのコミュニティとセキュリティを実現出来そうです。

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パラグアイプロジェクトについて

3月10日、横浜のJAPAN BOATSHOW2018にパラグアイ共和国中日大使館 ラウル・フロレンティン-アントラ特命全権大使が見学に来られました。

計画中の【WATER NETWORK VILLAGE PROJECT】の簡単なプレゼンを行いました。わずか10分程度の限られた時間でしたが、水害に対しての質問などをいただきました。

パラグアイには現地の環境、建設事情に精通した日本の建築家もいらっしゃいます。まだ多くの難問山積みのプロジェクトですが、関係者と打ち合わせを重ね、進めてまいります。

プロジェクト説明中、水害対策等の質問ありました。

プロジェクト説明中、下の模型やパネルを興味深く見られる大使。

大河の水を引き込み、クルドサック型の道路と水路が組み合わさった住宅地の提案

大河の水を引き込み、クルドサック型の道路と水路が組み合わさった住宅地の提案

 

春到来、建築見学季節良し!

啓蟄も過ぎ、春は少しずつ確実に近づいてきています。今年こそ醍醐寺の桜を眺めて見たいと思うのです。
年末からみんなで手分けして(学生さんも大切な戦力です。)模型ばかりを作っています。CGよりもラフスケッチ後いきなり模型を作ってしまう設計スタイルは如何なものか?とは思うのです。

見学の虫がぞろぞろと這い出す季節。

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