成田空港第一ビル内ビジネスクラスラウンジの組み立て和室設置

昨日、成田空港第一ビル内のビジネスクラス専用ラウンジで工事を行っていた組み立て式和室(茶室)、外構工事がほぼ終了、関係者への内覧会が開催され、工事関係者にも公開していただきました。

この和室(茶室)ゾーンの評判はとても良く、ビジネスクラスラウンジを利用される方は、まずエントランスの横にあるこの和室ゾーンに驚くとのことでした。

既存のルーバー越しに見える和室ゾーン、入り口の飛び石

既存のルーバー越しに見える和室ゾーン、入り口の飛び石

まだ本物の緑や水音がする水景装置など、点景装置の設置前ですが、施主のこのゾーンへの想いは現状でも十分伝わるはずです。

厳しい工期(夜間工事3日)の中での施工を担当してくれました大宮:矢吹工務店の皆様、建具、床の間の造作を指導、セットアップしていただきました金沢:石森木工の皆様、構造材を提供していただきました(株)ナイスの皆様、その他、関係者の皆様、ありがとうございました。そして、私達に和室の設置を英断していただきました(株)成田空港ビジネスの関係者の皆様に深く感謝いたします。

このラウンジの正式なオーブンは7月24日と聞いております。(利用出来ないエアーラインがございますのでご注意下さい。)

モノサシパブリック吉田繁氏の撮影は越前和紙のタペストリーが施行される8月半ばの予定です。そして美しい映像がYouTubeにアップされますので皆様どうぞご期待ください。

石森木工製の組子行燈、床の間

石森木工製の組子行燈、床の間

この和室には先進の映像8kモニターが設置され、美しい日本の映像が流される予定でとお聞きしました。4kの画像に馴染みがないため、その鮮明な画像にはただ驚くばかりです。

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8kモニターの美しい映像に魅入られる関係者?

 

 

 

北鎌倉円覚寺塔頭【雲頂庵】

鎌倉五山の名刹円覚寺塔頭【雲頂庵】の本堂建替に伴い、貴重な材料(古材)を譲り受け、再利用するために【雲頂庵】に来ております。

北鎌倉の風景にとってなくてはならない【雲頂庵】の銅板の大屋根はしばらく見ることは出来ません。しかし、工事の完成後、すでに数十年もそこにあったかのように北鎌倉の風景にとけ込み、今までと変わらない風景がそこにあるはずです。

雲頂庵遠景

雲頂庵遠景(  2010年頃の風景)

雲頂庵:臨済宗円覚寺派、鎌倉五山第二位の大本山瑞鹿山円覚興聖禅寺(円覚寺)の塔頭(たっちゅう)

 

 

組み立て式和室設置工事点景

組み立て式和室の設置工事、慣れない工事のため、ハードでした。しかし、私達よりももっと大変だったのは施工を担当してくれた『大宮 矢吹工務店』の矢吹社長と信頼する職人の方々でした。詳細は後日アップしますが、工事までの諸手続きや工事時間の短さは工事を難しくしました。しかし、矢吹社長の頭の中には細かなネットワーク工程が入っているらしく、テキパキと工事を進めていきます。スーパーマン的働きでした。与えられた工事日数で無事完成。監理者の私達は頭も体も働かず、夢遊病者のごとく、現場周辺を歩き回っていただけのようです。

とにかく、矢吹社長以下職人の方々は掃除、掃除、手が空いたら掃除。整理整頓のなされていない、汚れた現場ではいい仕事はできませんね。完成の画像やHP等は後日お知らせします。(KITA)

時計回りでスロープの木レンガ、滑り止めの砂を塗布(?)作業中の伊藤君、みかげ石の飛び石と三和土、左官職人さんの工具、掃除中の矢吹社長

時計回りでスロープの木レンガと三和土、滑り止めの砂を塗布(?)作業中の伊藤君、みかげ石の飛び石と三和土、左官職人さんの工具(使い込まれています、掃除中の矢吹社長(見えなくなる床下も念入りに掃除

 

 

組み立て式和室搬送直前

金沢:石森木工で建具関係のセットアップをお願いしていました組み立て式和室【庵:いおり】を施工場所に搬送しました。モノサシパブリック吉田氏と当研究所北畑が担当。職人の方々、石森社長自ら車への積み込みを手助けいただきました。感謝!、緩衝材の置き方などの指導と運転の諸注意事項を守りながら千葉県の某所に直行。工事は深夜22時から翌朝5時まで、三日間で和室とその周りの外構工事を行わねばなりません。当研究所初の夜間工事の監理(実は搬入の手伝い、マウスだけを動かす日々の私達には職人の邪魔をしないようにしているだけですが。)

北畑栄建築研究所、初の夜間工事の監理を実行….!この工事の顛末は今月の終わりに報告いたします。ご期待ください。Image-1

右側の画像は床の間の裏側、床板(欅無垢材:石森木工からのプレゼント)を止めている部分です。床板の変形を受け止める遊びを設ける職人芸の仕口となっていて、施工ミスではありません。)

美しい風景を創りたい

6月23日、梅雨らしい曇り空、午後遅くになって雨が降り始めました。

世界中に美しいと言われる建築物は星の数ほどあるのですが、身近にあり、本当に美しい風景【ランドスケープと建築の調和】と考えると、選び出すのはなかなか難しいものです。その風景に出会う時の心の状態にも左右されるものですしね。

私が美しい建物・ランドスケープとしてすぐに頭に浮かぶのは、ラグナル・エストベリのストックフォルム市庁舎とグンナー・アスプルンドの森の葬祭場でしょうか。

今でも印象に残り、初めて訪れたその瞬間を覚えているのは、建築と風の音があったからだと思っています。ストックフォルム市庁舎の中庭に駆け込み、湖から吹き抜ける風を感じた瞬間でもあり、森の葬祭場では十字架の丘を吹き抜ける風と森の木々の揺れるその一瞬を私は忘れることはありません。ロンシャンの教会において、内部でスケッチをする建築家、画家の学生達(?)の走らせるペンの音も忘れることのできない瞬間・風景です。

ストックフォルム市庁舎と森の葬祭場

ストックフォルム市庁舎と森の葬祭場

今日は計画中の商業施設のランドスケープについての打ち合わせでした。大きな敷地を生かし、記憶に残る美しい風景【ランドスケープと建築のハーモニー)を創ろうと私達でハードルを高く高く上げた有意義な打ち合わせでした。

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越前和紙について

計画中の組み立て式和室に使う越前和紙の見本です。障子紙として、タペストリーとして使う和紙の候補を広げ、透過性や施工性、維持管理のし易さなどを検討しています。

障子はもちろん金沢の石森木工製です。スチールやガラスの建具のデザインをすることの多い私達にとって、石森社長の建具談義、木(気)づかいの話はとても貴重です。

さて、下記の和紙です。その模様、もう芸術的としか表現できませんね。この風合いを残し、紙の持つ透過性と軽さを現代の建物に使いたいものです。また、風合いと防火性のバランスも大切です。

越前和紙の里の紙祖神 岡太神社・大瀧神社は、日本で唯一の紙の神様、川上御前が祀られ、全国の紙業界の総鎮守として崇められています。
先月5月の祭りは1300年目にあたり、例年より盛大な大祭が行われました。私は残念ながら見学に行けなかったのですが、多くの動画等が公開されていますので、それらの美しい映像を見て楽しんでいます。

http://www.facebook.com/monopubltd/videos/817115281805560/

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大瀧神社岡太神社 モノサシパブリックリレーションズの撮影画像

大瀧神社岡太神社
モノサシパブリックリレーションズの撮影画像

理想の、夢の執務空間

港区内のガーデニングデザインオフィスの執務空間です。無垢の木材のデスクとグリーン、水の音、ステキな空間です。オフィスのいたるところに本物の植物が計画的に配置されていて、極めて緑視率の高い執務空間でした。このデスクで仕事をすればステキな緑のプランが出来上がるはずです。

我が北研の事務所に戻って周りを見渡すと、紙やレンガやアルミのカットサンプル、作りかけの模型などが乱雑に置かれている現状をどう見るか!

私達の執務空間は、おもちゃ箱とゴミ箱とガラクタ入れとPCを床に広げたイメージと表現するとカッコ付け過ぎでしょうね。この乱雑さにホッとする私達の感性は劣化が進んでいることの証拠と言えるのかもしれません。

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